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アクティビティ テンステップのプロジェクトマネジメント・プロセスの目的では、プロジェクトの作業計画において特定された最小単位の作業のことをいう。(他の方法論においては、アクティビティは、要素分解したタスクを指すものもある。)

 

前提条件  プロジェクトがうまくいくために発生する外部の状況やイベントがある。そのようなイベントが発生すると思っているのなら、それは、前提条件である(リスクの定義と比較される)。プロジェクト・チームがコントロールできるイベント、例えば、ある期日までテストを完了させるなどは前提条件ではない。それはアプローチの一部である。イベントが100%の確率で起こるのであれば、それは前提条件ではない。また、可能性やリスクが関わることではなく、まさに事実なのである。前提条件の例としては、「必要なときに予算と資源が利用可能である」「新規ソフトウェアのリリースが製造フェーズの開始までに行われる」などである。これは簡単な前提条件の定義である。前提条件の詳細な定義、および更なる情報は、7.1.2.2 前提条件とリスクを参照のこと。

 

クライアント  プロジェクトやサービスの受益を直接受ける人やグループ。その人々のためにプロジェクトが実施される(直接的ではない受益者は、おそらくステークホルダーである)。受益者が会社内部の人やグループであるのなら、テンステップのプロセスでは、彼らのことを「クライアント」を呼ぶ。外部であれば、テンステップのプロセスでは、「顧客、またはカスタマー」と呼ぶ。

 

制約条件  制約条件は、プロジェクト・チームのコントロール下にない制限であり、それらをマネジメントする必要がある。それらが必ずしも問題であるとは限らないし、必ずしもイベント・リスクであるとも限らない。しかし、プロジェクト・マネジャーは、制約条件を意識すべきである。というのも、プロジェクトは制約条件の中で実行するものとして制限を示すからである。期日の制約条件では、特定のイベント、たとえば、プロジェクト終了日が制約条件であれば、その期日までに行わなければないと制限を示す。また、資源が無制限に供給されることはありえないので、ほとんどの場合、資源は、制約条件となる。たとえば、一度プロジェクト予算が設定されたら、プロジェクトはその金額の中でまかなわなければならない制約条件となる。

 

クリティカル・パス プロジェクト全体をスケジュールどおりに完了するために、必ずスケジュールどおりに完了しなくてはならない連続したアクティビティのことである。作業計画の中で、最長の所要期間のパスである。クリティカル・パス上のアクティビティティが一日遅れたら、プロジェクト全体が1日遅れることとなる。(クリティカル・パス上のほかのアクティビティが1日早くならない場合)

 

重要成功要因  重要成功要因は、プロジェクトがゴールや目標を達成するために行うべきあらゆるイベントのことである。

 

顧客  プロジェクトやサービスの直接の受益者である人やグループである。プロジェクトは、彼らのために実行される(直接的ではない受益者は、おそらくステークホルダーである)。受益者が会社内部の人やグループであるのなら、テンステップのプロセスでは、彼らのことを「クライアント」を呼ぶ。外部であれば、テンステップのプロセスでは、「顧客、またはカスタマー」と呼ぶ。

 

要素成果物  要素成果物は、プロジェクトが作成する有形の成果物である。これらには、文書、計画書、コンピュータ・システム、建物、航空機などがある。内部の要素成果物には、プロジェクト実行の結果として生成されたもの、および通常、プロジェクト・チームだけが必要とするものがある。外部の要素成果物は、クライアントやステークホルダーのために作成するものである。

 

機能部門マネジャー 機能部門マネジャーは、機能型組織における上司に当たるマネジャーである。通常、あなたの人事考課を行う人が相当する。プロジェクト・マネジャーが機能部門マネジャーである場合もあるが、必ずそうである必要はない。プロジェクト・マネジャーがあなたの所属する機能部門のマネジャーと違っていたならば、組織はマトリックス型マネジメントであることを意味する。

 

ガント・チャート  ガント・チャートは、アクティビティを行う期間を棒で表わす棒グラフの一種である。棒の始めと終わりは、アクティビティの開始と終了に対応する。

 

課題 課題は、プロジェクトの進捗を妨げる大きな問題であり、外部の助けなしでプロジェクト・マネジャーやプロジェクト・チームだけで解決することができないものである。

 

ライフサイクル この用語は、プロジェクトが生成する要素成果物を構築したり、サポートしたりするために使われるプロセスを指す(プロジェクトには開始日と終了日があるので、ソリューションの長期のサポートは通常、プロジェクトが完了後に実行される)。ソフトウェア開発の包括的なライフサイクルは、計画、分析、設計、製作/テスト、実行およびサポートから構成される。

 

マイルストーン マイルストーンは、スケジュール上のイベントであり、主要な要素成果物や一連の関連する要素成果物などの完了などを特定するものである。マイルストーンの定義では、所要期間がゼロで、作業が伴わないものである。マイルストーンに関係する作業はない。作業計画書にフラグを立て、他の作業が完了したことを明らかにする。通常、マイルストーンは、プロジェクトのチェックポイントとして使われ、プロジェクトの進捗状況を評価し、残作業を再評価する。プロジェクトの進捗を評価するマネジメント層向けにハイレベルの視点からのスナップショットとして使われる。多くの場合、マイルストーンの時点で意思決定する事項がある。マイルストーンは、通常、カレンダーに基づいたものではなく、1つ以上の要素成果物の完成に基づいたものである。

 

目標  プロジェクトが達成しようとしていることを明確に記述したものである。目標は具体的なレベルで記述されるものであり、プロジェクトの終了時点で達成できたか、否かを評価する。よく書かれた目標は、具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Attainable/Achievable)、現実的(Realistic)、時間制約(Timebound)なものであり、頭文字をとってSMARTと呼ばれる。詳細な情報は、1.3.1 作業の定義/ゴールと目標を参照のこと。

 

プログラム プログラムは、関連する一連のプロジェクトをマネジメントするためにアンブレラ構造に設定したものである。プログラムは、プロジェクトの要素成果物を生成はしない。プロジェクト・チームが、プロジェクトの要素成果物すべてを生成する。プログラムの目的は、全体的な方向性と指針を提供するものであり、関連するプロジェクトに関して効果的なコミュニケーションがとれるように、クライアントとプロジェクト・チームがコンタクトする中心とすることである。さらに、すべての作業を成功して完了させるために個々のプロジェクトをどのように定義するか決定する。

 

プログラム・マネジャー  プログラムをマネジメントする権限を持つ人。(これは役割であることに注意。プログラム・マネジャーがプログラムの中の複数のプロジェクトに責任をもつこともある。プログラム・マネジャーと、その配下のプロジェクトのプロジェクト・マネジャーを勤めることもある。) プログラム・マネジャーは、プログラムの包括的な計画とマネジメントを牽引する。プログラム内のすべてのプロジェクト・マネジャーは、プログラム・マネジャーに報告義務がある。

 

プロジェクト  具体的に定義された要素成果物や一連の要素成果物を完了するための構造のことである。プロジェクトには、明確な開始日と終了日があり、明確な目標と作業を実施するために割り当てられた具体的な資源がある。プロジェクト・マネジャーは、プロジェクトに対して、包括的な責任と権限がある。目標を達成したら、プロジェクトが完成したものと考えられる。更なる情報は、1.0.1 プロジェクトとは何かを参照のこと。

 

プロジェクト憲章  プロジェクトを開始する前に、プロジェクトの全体的な目標、スコープ、要素成果物、リスク、前提条件、プロジェクト組織図などを知っておくことは重要である。プロジェクト憲章は、これらの関係する情報を取り上げた文書である。プロジェクト・マネジャーは、プロジェクト憲章を作成する責任がある。プロジェクト憲章は、スポンサーが承認するものであり、プロジェクト・マネジャーとスポンサーがプロジェクトのこれらの重要な観点について合意したことを明確にするものである。

 

プロジェクト・マネジャー  プロジェクトをマネジメントする権限を持つ人。これには、すべてのプロジェクト要素成果物の計画策定、開発を牽引することが含まれる。プロジェクト・マネジャーは、予算と作業計画、およびすべてのプロジェクトマネジメント・プロセス(スコープ・マネジメント、課題マネジメント、リスク・マネジメントなど)をマネジメントする責任がある。更なる情報は、1.0.2 プロジェクト・マネジャーの役割を参照のこと。

 

プロジェクト・フェーズ フェーズは、プロジェクトに関する作業を論理的に分類した作業グループである。フェーズは、主な要素成果物や一連の要素成果物の完了を示すものであったりする。IT開発プロジェクトにおける論理的なフェーズは、計画、分析、デザイン、製作(テストも含む)、実装である。

 

プロジェクト・チーム プロジェクト・チームは、フルタイムとパートタイムで構成される従業員が作業に割り当てられ、要素成果物を作成していく。彼らは次のことに、責任をもつ。

  • 完了すべき作業を理解する。
  • 必要に応じて、割り当てられたアクティビティを詳細に計画する。
  • 割り当てられた作業を予算、時間、品質の期待の中で完了する。
  • 課題、スコープ変更、リスク、品質に関する懸念事項をプロジェクト・マネジャーに知らせる。
  • プロアクティブに状況をコミュニケーションし、期待をマネジメントする。

プロジェクト・チームは、1つの機能組織のなかで人的資源が構成されたり、異なる機能組織からの人的資源で構成されたりする。機能部門を横断したチームは、複数の組織からのメンバーである。横断型のチームであれば、組織がマトリックス型組織であることを示す。

 

要求事項   要求事項は、プロダクトやサービスがどのようなことを行ったり、どのような形で現れたり、どのように実行するかを記述したものである。要求事項は、通常、プロジェクトにおいて構築する要素成果物の特徴や機能を参照する。要求事項は、プロジェクト・スコープの一部として考えられる。ハイレベルのスコープは、プロジェクト憲章で定義される。要求事項は、スコープを詳細にしたものである。一度、要求事項が承認されたら、スコープに関する変更は、スコープ変更マネジメント・プロセスを通して実施される。

 

リスク それが起こったらプロジェクトの成功に影響を及ぼす外部の状況やイベントのことである。そのイベントが発生すると思われるなら、それはリスクとなる(前提条件の定義と比較すること)。リスクはその姿が見えてくるにつれて、特定されるものであり、プロアクティブにリスク・マネジメント計画を実施する。これはプロジェクト・リスクの簡単な定義である。詳細は、7.0リスク・マネジメントを参照のこと。

 

スケジュール プロジェクト・スケジュールは、「どのように」プロジェクトを完了するか伝えるものである。スケジュールは、必要なアクティビティ、作業の順序、作業へ割り当てられた担当者、作業量の見積もり、作業の期日など、プロジェクト・マネジャーにとって重要な情報を記述する。スケジュールは、プロジェクト・マネジャーがプロジェクトを完了するために必要な作業を特定することを可能にし、さらに、プロジェクトがスケジュールどおりに進んでいるかを判断できるように、作業の監視を可能にする。

 

スコープ スコープは、プロジェクトの境界を記述する方法である。プロジェクトが何を生成し、何を生成しないかを定義する。大規模プロジェクトでは、影響を受ける組織、影響を受ける取引き、データの種類などを含む。更なる情報は5.0.1 スコープ定義を参照のこと。

 

サービス・レベル同意書 (SLA)  SLAはサービス提供者とサービス受益者の間の測定可能なサービス・レベルについての同意書である。

 

スポンサー (エグゼクティブ・スポンサーとプロジェクト・スポンサー)  プロジェクトに関して最終的な権限を持つ人物である。エグゼクティブ・スポンサーがプロジェクトの資金を調達し、課題やスコープ変更を解決し、主な要素成果物を承認し、ハイレベルの方向性を提供する。組織内のプロジェクトのチャンピオンでもある。プロジェクト、およびエグゼクティブ・スポンサーの組織の地位によっては、日々の実務的なマネジメントをプロジェクト・スポンサーに委任する。任命されたプロジェクト・スポンサーは日常の実務に関してエグゼクティブ・スポンサーの代理として、スポンサーの承認を要する意思決定を行う。決定事項が重要なことであるなら、プロジェクト・スポンサーは、エグゼクティブ・スポンサーにそれをもっていく。

 

ステークホルダー  プロジェクトの成果物に利害関係をもつ特定の人やグループ。通常、ステークホルダーは、企業内におり、内部のクライアント、マネジメント層、従業員、管理者などを含む。プロジェクトには、外部のステークホルダーもおり、サプライヤー、投資家、コミュニティ・グループ、政府組織などがある。

 

標準  標準は、アクティビティやタスクの実行、プロダクトを利用するためなどに要求されるアプローチ。多くの場合、標準は、成功の機会を高めるために従うべきベストプラクティスである。

 

運営委員会(ステアリング・コミッティ) 運営委員会は、通常、ハイレベルのステークホルダーのグループであり、包括的な戦略の方向性の指針を提供する責任がある。スポンサーの位置づけではなく、戦略的な情報を広く提供し、組織の多くの人を取りこむ。運営委員会は、通常、組織の人材から構成され、直接的なクライアントと間接的なステークホルダーとの組み合わせになる。

 

テンプレート テンプレートは、既に作成された様式であり、標準的なテキストやすでに標準的な情報が書きこまれ穴埋めができるようなものである。テンプレートは、自分自身で始めから文書を作成する必要がないので、時間を節約できる。テンプレートは、標準化され、読み手が認識できる様式で表現された情報の提供を可能にする。

 

日本テンステップ 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-22-10-701 
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 日本テンステップは、プロジェクトマネジメント情報研究所㈱が運営しています。

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